車検終了後の翌朝、路面が前夜の雨で濡れていたんです。
朝、気持ち良く起きました。なんと言っても昨日車検が終了した自分の愛車180SX。
車通勤は認められていないが、愛車を操りたい。会社近くの有料パーキングにいつものように停めるべく、エンジンスタート!オイル・エレメント交換したから、背中から流石のエキゾーストが奏でる♪
車検整備でこんなに車は見違えるのか。仕事が終わったら彼女を誘って帰ろうと考えていた。
自宅を出て5分後、そこは本当に自宅のすぐ近く。いつもの場所。
エンジンのフィーリングを気にしながらT字交差点に突っ込んで右折!
しかしイメージ通りではなかった。
車検整備後。ブレーキの効きが全然違う。愛車が浮いた。いや、飛んだ。
右折の方向にはハイエース。職人さんの出勤。
路面が濡れていた。スリップとはこういう事か。2tにも満たない車が浮きました。
結果・・・
先方様の左前方に激突。
相手は額に剃り込みが入った職人さん6人。ニッカポッカが眩しかった。その時何があったかはご想像にお任せいたします。
車種の関係もあったが、ドライブレコーダーは無し。あっても信号待ちで停まっている車にオカマを掘ったこちらが100%悪い。
警察に電話。保険会社に電話。そしてこれから出勤予定の会社に電話。
車通勤を認めてない会社だから、「腹が痛くて・・・」と仮病。罪悪感が一週間続きました。警察は事故証明の関係で実地見分のみ。
あとはそれぞれでと・・・
後日、先方の自宅まで謝罪に行き、保険会社の対応を依頼している旨を伝えましたが・・・
数日後、朝5時、「一体どうなっているのか?」「職人の1日は高いんだよ!」などと電話が入り数日悩まされました。
数日後、保険会社から電話があり、一切余計なことは言わないようにとのこと。大体金銭で合意ができていないことを悟りました。
その数週間後、保険会社から電話があり、「いやぁ、随分取られましたよ。6人分の日給の数日分と、車の修理代、修理完了までの代車で○百万円だったと。確か愛車は当時の新車価格で200万ちょっとのはず。
数日再起不能となったことはお分かりいただけるでしょう。
愛車は車両保険に加入していたおかげで、外見上は綺麗に戻ってきました。
ドラレコ付き自動車保険に加入していれば、原則事後処理はお任せしていてよいが、相手がおりますので、保険会社だけでは対応しきれません。
保険加入に安心したとともに2度と事故を起こすまいと誓ったのはいうまでもありません。
いくら愛している車であってもそれは機械です。オーナーがうつつを抜かしていると、考えられない状況に突き落とされるということ。身に染みて体感いたしました。
しかし保険に入っていてよかった。