平成天皇(あきひと様)がお乗りになっている車について調べてみました。
日本の天皇陛下は、歴代クルマ好きが多いみたいです。
愛車はインテグラ
第125代天皇は、説明するまでもなく昭和天皇第一皇子である明仁(あきひと)様です。
陛下の昔からの愛車は、ホンダのインテグラです。
テレビなどのメディアに取り上げられることもあるので、ご存じの方も多いでしょう。
84歳にもなりますが(2017年現在)、いまでもご自分で運転することもあるようです。
グレード、新車価格
- 2代目インテグラ
- 1991年式
- RXグレード
- マニュアル(5速)
- 新車価格120万円(当時)
ということが報道陣などの取材によって明らかになっています。
ホンダからプレゼントされたなどではなく、普通のお客さんと同様に正規価格で買ったものと思われます。
中古価格
まったく同一モデルは見当たりませんでした。
年式が新しめ2000年代などのモデルでも、100万円以下で取引されていました。
天皇陛下の運転について
運転エリア
一般公道を走ることはなく、皇居内を移動する時にのみ自分で運転されることがあるみたいです。
特に、
- 皇居(自宅)→東御苑
- 皇居(自宅)→皇居内テニスコート
などの移動で使われるのだとか。
Googleマップの航空写真で確認したところ、以下のような位置関係です。
走行ルートは完全なる予想ですが、最短コースを走るのであればほぼこのルートだと思われます。
おおよそですが、全長片道で1km前後であり、時間にして2~3分くらいの運転でしょう。
きちんとシートベルト
皇居内の運転ですが、陛下はしっかりとシートベルト着用しています。
道路交通法は一般公道に対しての法律ですので、一般公道ではない皇居内では、シートベルトしなくても別に問題ありません。
でもしっかりと社会の一般ルールを遵守しているところが素晴らしいですね。
意外とスピード出している
しかしながら、イメージとは裏腹に(?)、陛下はスピード出すのが好きなのかもしれません。
皇居内という広くはない道路にも関わらず、スピードを結構出しているように見えます。しかも5人乗りの状態で。
直線ストレートでは60~70km、コーナーでも40~50kmくらいは出ているんではないでしょうか。左折直後の走り出しが速いです。笑
でもここでも皇居内にもかかわわず、しっかりとウインカーを出していることも確認できます。
若い頃から車好き
皇太子自体にはプリンス・グロリアを愛車として乗っていたそうです。
また学習院時代の友人が持っていた、アルファロメオ・1900というイタリア車を運転していたこともあるとか。
天皇陛下のクルマ事情
免許
一般人と同じように普通自動車免許を持っています。
最近では高齢者講習を皇居内で受けているようですが、免許更新については前回の2016年1月更新を最後にするご意思であると報道されました。
自動車税
自動車税などの税金関連も、一般人と同じように課せられます。免除ということはありません。
※世界各国トップの車事情についてはこちらの記事で(アメリカ大統領の車など!)
自動車保険
普通に免許を取得している、つまり国内のルールに従っているので、強制保険である自賠責保険には加入しているでしょう。
民間の任意保険については全く不明ですが、どうやら加入しているという情報もあるようです。もちろんどこの保険会社に入ってるかなどは全く謎です。
最後に
80歳を過ぎた現在でも、 “公務” という名の激務に追われる毎日であることを知りました。
平成31年(2019年)に生前退位することが決まりましたが、退位後はゆっくりと人生を楽しんでほしいと心から願います。